国分寺市では、20年ほど前の発掘調査で、幅12mの駅路遺構が490mもの長さで確認されています。
武蔵路の存在を世に知らしめた記念碑的な遺構「日影山遺跡」です。
現在も車道より広い歩道下に保存され、路面に最大時の道路幅と側溝が表示されています。どなたでも往時の姿をイメージできるはずです。
とはいえ、人の目線の高さだとスケールが分かりにくいので、まずはGoogle earthの3D画像でどうぞ。
![東山道Googleマップ.jpg)](https://farm1.staticflickr.com/672/21523560638_47b9dffbbc_z.jpg)
そして、サプライズで発掘調査当時の写真です。駅路はやっぱこれですよ、これ!(笑)
![国分寺市西国分寺遺跡・東山道](https://farm1.staticflickr.com/725/21215543653_d8cfbb9e39_z.jpg)
現在に戻りますと、谷部へ下る切通しの遺構平面レプリカも展示されています。
![](https://kodokiko.com/wp-content/uploads/2021/02/image-62.jpeg)
端っこに写っているのは、無理やり連れていかれた我が家の子供です(笑)。
![IMG_1096](https://farm1.staticflickr.com/692/21711380605_b6bbcf529e_z.jpg)
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周辺には国分寺、国分尼寺の遺跡が公園となって整備されています。
少し離れていますが、府中市の大國魂神社東には、国府国衙跡の掘立柱などが復元・展示されています。
![IMG_1121](https://farm1.staticflickr.com/621/21523547418_1927a6b2ed_n.jpg)
古代道路歩きの入門編としてお薦めのコースです。
それぞれの位置関係は現地案内板の説明を御覧ください。
![IMG_1087](https://farm1.staticflickr.com/753/21524560439_394132fd14.jpg)
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以上で、東山道武蔵路シリーズは終わりです。
勝呂廃寺以北はどうした!、というお叱りの声が聞こえてきそうですが、ルートについて諸説ありマニア度が高すぎるため割愛いたします(笑)。
最後に、案内板の駅路図を掲げ、〆とさせて頂きます。
![IMG_1089](https://farm1.staticflickr.com/652/21523547308_6ce548393d.jpg)