現地レポート

続々・常陸国の古代駅路 ④小栗伝説の地に残る伝路痕跡(中)

伝説の地・筑西市小栗から想定ルートを南に下っていきましょう。まずは、桜川市さんが配布されている観光パンフレットから引用させて頂きます。

小栗道_真壁城跡パンフより
小栗道_真壁城跡パンフより

田圃と台地の境界を辿ると、上り坂の途中で地層が覗いてみえる場所があります。位置的には古道断面の可能性がありますので、写真をアップしておきます。お詳しい方のご意見をお待ちします!

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先に進むと、鎌倉街道と交差します。最近は、中世道を狙って歩くことがなく、「鎌倉街道」という言葉の響きに懐かしさを感じます。脱線しました(苦笑)。なお、この辺で現道は東に膨らみますが、中村太一氏は、丘陵西端の谷の開析が進んだため後世に付け替えられたのではないか、と考えられています。

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いよいよ新治郡家に近づいてきました。この一帯は新治廃寺で、郡寺の遺跡とされています。現地に案内板が立っていますが、周辺には足の踏み場に困るほど、布目瓦がバラバラと散布しています。散布地情報は極力ボカして来ましたが、これはどうしようもありません。現地では“大人のマナー”をお守り下さいね!(笑)

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期待感が高まりますが、新治郡家の跡地は石碑があるものの、結構あっさりしています。発掘調査されたのが昭和はじめと古いせいか、現在では普通の畑地にしか見えません。でも、50棟以上の建物跡が見つかったそうで、大変に立派な規模です。

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なお、廃寺と郡家の間の現道は、先日アップした通り、伝路を継承したものと推定されています。こちらの方は、切通しを確認できたのですが…。

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