現地レポート

豊前国の古代駅路 ④中津市の「古代ゾーン」はお勧め!

中津市では古代遺跡が集まる一帯を「古代ゾーン」と呼んで、整備活用を図っておられます。半可通な説明は差し控え、2012年3月に市教委が立てられた案内板の地図からどうぞ!

告白しますと、この地図を改めて見て、ビックリしました。「伊藤田田中遺跡 官道発掘地点」「道路幅は約10mでN-70°-W前後の方向です」と記載されているじゃありませんか! 遺構が確認されていたんですねぇ(苦笑)。早速、自分の推定ルートと比較して一安心。ぴったり線上にあるようです。

さて、気を取り直して、「古代ゾーン」をご紹介いたしましょう。まずは、名物「沖代条里跡」でございます。本当はもっとよく見える展望台が整備されているはずですが、見逃してしまいました(苦笑)。

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先に進むと、現道から南に350mほど外れたところに、下毛郡家に比定される長者屋敷遺跡があります。公園整備される予定だそうで、現在は、柱の位置に丸缶が置かれて建物の配置がわかるようになっています。この近くにも「ハツ並」地名が残っていますね。

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周辺には、相原廃寺や郡司の墓とされる相原山首遺跡もあります.

現道に戻って東へ進むと、以前取り上げた薦神社に辿り着きます。

余談ですが、中津市でお食事の際は、駅前の割烹「丸清(まるきよ)」をお勧めします。カウンター席がありますので、お一人でも大丈夫。私なんか2日連続で通い、黒田節まで歌っちゃいました(笑)。それと、お勧めの逸品は、「だんご汁」です。

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