信太郡家比定地から北上すると、いよいよ直線区間に入ります。現地報告の前に、まずは1947年の米軍航空写真をご覧下さい。
縦に美しい直線痕跡が見えます。これが木下良氏が復元された駅路の痕跡です。そして、下方に長方形の杜が見えるのが、宇賀神社。画面に定規をあてて下さい(笑) 駅路の直線が微妙に脇を通過して、参道に合流しているのが分かりますよね! では、お待ちかね現場写真です。
私、切通し以外で、これほど残存状況の良い駅路痕跡を見たのは初めてです。ちなみに宇賀神社は溝口古墳という前方後円墳だそうです。これを避けて駅路は設計されたんですよ、多分(笑)
お疑いの貴兄、この図をご覧になってどうですか?
全国の古代道ファンの皆さん! 是非一度、ここをご訪問下さい!(笑)