葵塚・巴塚の周辺は、交通の要衝であったらしく、古道痕跡が複雑に集束・分岐しています。測量図とトップの3D地図をじっくり見比べて下さい。
前回の葵塚脇の約3m幅の古道を西へ辿っていくと出会うのが、トップ写真の切通しです。3D地図で2の地点。東西方向へ走る幅6-7mの古道2の一部で、高さ5mの開削があります。
底幅10m前後と大きく、写真では片壁しか写りません。 切り合い関係から見ると、1A→1B→2と新しくなり、3が分岐しているそうです。現地を歩くと確かにこうした痕跡を確認できるのですが、藪がひどく写真でお見せするのが困難です。