全国に張り巡らされた駅路網のターミナルだったのが、平城宮正門の朱雀門です。
このシリーズもついに最終回に辿り着きました。
振り返れば、仮想探索と称して予習を始めてから、半年が経ちました。
朱雀大路が空港滑走路だったら、ジェット旅客機が降りられるかも!、なんてことを書いていたのを懐かしく思い出します。
古代道路の原点である大和・飛鳥を初めて訪ね歩き、イメージがすっかり変わるほどたくさんのことを学びました。
「道は歴史を語る」というのは心の師・近江俊秀氏のお言葉ですが、しみじみと実感します。
この道のはるか先にあの都があるのだ、と想像すると、各地の駅路を歩く楽しみも倍増したように感じます。
これまで長文にお付き合い頂いた皆さま、ありがとうございました!
次の課題は、播磨国の山陽道ですね・・・。